2009/04/08
今回はDJとライブの関係について書きたいと思います。というのも、basiliskにおいて、両者の微妙な差異は意外と大きなのテーマとなっているからです。
僕は以前バンドでライブ活動をしていました。告白すると、バンドをやっている当時は考え方がそれ中心になってしまい、いわゆるクラブDJという人たちに胡散臭さを感じていました。バンドのサウンドはそのバンドでしか出せないオリジナルな音であるのに対し、DJがかけるレコードは誰がかけても同じ音じゃないかと、まあモテてる彼らに僻み半分だったわけです。
逆に今になってみれば、DJのひとは僕達バンドの連中に対して、こう考えていたとしても不思議ではありません。「世界にはこれほどすばらしいレコードが山ほどあるのに、自分達のしょーもない曲ばかり演奏されてもね・・・」
この2つの対立する考え方はいずれも了見が狭すぎなのは明らかですが、一片の事実を含んでいるのもまた確かです。実際、お客さんもプレイする側も、ライブハウスとクラブではっきり分かれてしまっているのではないでしょうか。それだけ2つのシーンで、求めるものも流儀も異なってしまっているということだと思います。
で、basiliskでは、その垣根を少しだけほどいてみようということをやっているわけですが、なかなかどうしてこれが難しいんですね。 (続き)
MASIRANO(higashikawa)
この話はフィクションです。
ラベル: Masirano
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1 コメント:
続きが読みたいです。(笑)
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